「461個のおべんとう」
今作は、TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美による感動のお弁当エッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス刊)を『461個のおべんとう』として映画化。今作の主人公、ミュージシャンでありながら息子のためにお弁当を作り続けることを決意する、シングルファザーの鈴本一樹を井ノ原、そして、一樹の息子・虹輝を道枝が演じる。
道枝駿佑、アフレコいらずの飲みっぷり
今回解禁となった場面写真は、虹輝(道枝)が牛乳を飲みながら父・一樹(井ノ原)の作ったお弁当をボーッと見つめている、寝起き姿を捉えたワンカット。寝癖が少しついた髪の毛と、ボーッとしている表情が、微笑ましい。このシーンの撮影では、牛乳一杯を早く沢山飲む上、飲んでいる際の「ごくり」という音が大きく、飲みっぷりが凄かったため、録音部のスタッフも「これならアフレコ(撮影後の音や声録り)取らなくて大丈夫そうだな」と笑いながら安堵していたという。
道枝駿佑の面白撮影エピソード
道枝の撮影中のエピソードは他にもあり、空豆の入ったお弁当が、教室で悪臭を放ってしまったことを一樹に問い詰め、文句を言うシーンの撮影では、本番終了後、本当にお弁当が臭いのではないかと思い、道枝がクンクンとお弁当を嗅いでいたため、慌てた監督が「今作ったばかりだから臭くないよ」と伝える一幕もあった。18歳にして180cm近くある身長と、甘いベビーフェイスで人気沸騰中の道枝は、多数のドラマに出演経験があるが、本格的な映画の出演は本作が初めてであり、クランクイン前には不安もあったとコメントしている。
撮影現場では、先輩の井ノ原が、動きやセリフの練習を一緒に行い、優しくフォローしていたこともあり、順調に撮影を重ねていった。
その姿に兼重監督は「言えばいうほどよくなる俳優だ!」と俳優としての対応力を絶賛していた。(modelpress編集部)
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