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こういうわけだったのか! なぜか汚い最上位クラスの子の算数ノート(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

■ノート作りが大切だと言われても…

 「自分専用の参考書となるようなノート作りが大切だ」とよく言われます。塾の保護者会でも、「優秀な生徒のノートは誰が見ても分かりやすいです。授業の内容が詳しく丁寧に書かれているので、しっかりと復習できますね。お子さんのノートに毎回目を通してあげてください」などと家庭でのノートチェックを促されます。そして、ノートをきちんと取っている我が子に対して安心してしまい、「よく頑張ってきたね」と褒めてあげることでしょう。でも、そのノートは本当に「自分専用の参考書」となっているのでしょうか。  塾でも教師によって、ノート指導の方法は違います。生徒に自分と同じスピードで同時にノートを取らせる先生、説明を聞く時間と写す時間を分けてくれる先生、シンプルな板書、カラフルな板書など、さまざまです。スタイルはどうであれ、これらに共通して私が疑問に感じるのは「板書のコピーのようなノートを作って果たして意味があるのだろうか」ということです。  「自分専用の」と言うからには、そこには「自分にとって大事なもの」「自分が主体となって学習した形跡」が残っていなければおかしいと思うのです。

■勉強しているつもりになっていませんか

 前回は「お子さんに解き方を説明させて、保護者はそれを聞く側に回る」ことの大切さについてお話ししました。もしも、そのとき「うちの子はどうも授業を理解していないな」と感じたら、「ノートを取ることに専念するあまり、授業を聞くことができていないのではないか」と疑ってみてください。  言うまでもなく、授業を受ける目的は「教師の話をよく聞いて“内容を理解すること”」ですが、それができていない子供は少なくありません。なかでも「黒板に書かれたものを写すこと」で勉強している“つもり”になっているケースが最も多いのです。「1文字も間違うことなく、もれなく書き写すこと」に意識が集中するあまり、大切なポイントを聞き逃してしまっているのです。  また、「きれいなノート作り」を目指す子供は、試行錯誤をしようとしません。試したことが間違えていたら無駄だと思ってしまうのか、あるいはノートを汚すことが嫌なのか理由はさまざまでしょう。ですが、これではいつまでたっても「“自分の手と頭を使って”問題を解く経験」を積んでいくことができません。

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June 20, 2020 at 11:10AM
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