俳優梅宮辰夫さんが12日午前7時40分、慢性腎不全のため、神奈川県内の病院で死去した。81歳。1人娘のタレント梅宮アンナ(47)は父の最期をみとったという。

この日、梅宮さんが安置されている都内施設で取材に応じた事務所関係者によると、今年3月から1日おきに人工透析を行っていた梅宮さんは、亡くなる前日も病院で人工透析を受けていた。梅宮さんは「疲れた」と言って病院で1時間ほど仮眠し帰宅したが、神奈川県真鶴町の自宅に帰宅後「腰が痛い」と言ってソファで午後5時すぎに寝てしまったという。

妻クラウディアさん(75)が異変に気付いたのは12日午前3時ごろ。梅宮さんの脈がなく、神奈川県内の病院に救急搬送された。

梅宮さん急変の連絡を受けたアンナは明け方に都内自宅を出て、午前7時ごろ病院に到着。アンナが着くまで蘇生措置が取られていたといい、梅宮さんは、クラウディアさんとアンナ、孫らに囲まれて約40分後に息を引き取った。アンナは憔悴(しょうすい)した様子で、夜はこの施設で父に寄り添って過ごしたという。

明日14日、都内の斎場で密葬が営まれる。