特撮番組「ウルトラマン」などを手がける円谷プロダクションのイベント「TSUBURAYA CONVENTION 2019」が14日、東京ドームシティホール(東京都文京区)で開かれ、オープニングセレモニーで2021年公開予定の映画「シン・ウルトラマン」のデザインとロゴが発表された。
脚が長く、胸のカラータイマーがないシン・ウルトラマンは、ウルトラマンやウルトラセブン、怪獣などのデザインを手がけた故・成田亨さんが1983年に描いた絵画「真実と正義と美の化身」がコンセプトになっている。脚本を手がける庵野秀明さんは「絵画を見た瞬間に感じた『この美しさを何とか映像にできないか』という思いが、デザインコンセプトの原点」とし、目ののぞき穴やカラータイマーを廃したデザインとなった。
発表会には、シン・ウルトラマンの樋口真嗣監督と“ウルトラマンになる男”を演じる斎藤工さんが登場。父親がウルトラマンタロウの制作に関わっていたという斎藤さんは「ウルトラマンに変身する人生とは思っていなくて。壁ドンとかしてきた人間なので。ウルトラマンになるとは夢のようでした。いただいた内容を知った時、『だから僕がやるんだ』って理由がそこに描かれていた気がしました。不思議な体験でした」と話した。【村田由紀子】
2019-12-14 07:12:00Z
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