2020年10月20日 7:00 1090
「私をくいとめて」は、綿矢りさの同名小説を大九明子監督で実写化する作品。脳内に相談役「A」を持つ31歳の主人公・みつ子が歳下の営業マン・多田くんと出会い、ひさしぶりに訪れた恋に戸惑いながらも一歩を踏み出していくさまが描かれる。のんがみつ子を、林遣都が多田くんを演じるほか、作品には臼田あさ美、片桐はいり、映画初出演の若林拓也などが参加する。
橋本が演じるのは、イタリアに嫁いだみつ子の親友・皐月。のんと橋本の共演は、2013年放送のNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」以来、7年ぶりのこととなる。「あまちゃん」に続き、再びのんと親友役を演じることに橋本は「今回、役としてお互いが目を合わせたときの、電気が走るような、心が通じる感覚。鮮烈でした。声を発して会話しづらい中、心の会話の気持ちよさを強く感じました。超超楽しかったです」とコメント。一方ののんも「かなり久しぶりに共演させていただいたので、とてつもなく照れました。最初は、目を合わせただけでドキドキしちゃうくらい恥ずかしかった! その時の私は、好きな人にうまく話せない男の子のようでした。でも、愛ちゃんの方から本読みをしたいと声をかけてくれて、みつ子と皐月のやりとりで心を通わせることができたように思います。そして何と言っても再び親友役。これ以上ない相手でした。楽しかった!」と再共演の喜びを語っている。
このたび、「私をくいとめて」の本予告映像がYouTubeで公開に。劇中曲には、5.1chサラウンドで新たにミックスされた大滝詠一「君は天然色」が使用されることも決定した。
橋本愛 コメント
出演のオファーについて
大九監督と綿矢りささんの最強コンビネーション作品に参加できることが嬉しくて、撮る前から早く観たい!とお客さん気分でわくわくしました。とにかく脚本が面白くて、ポップでチャーミングなのに人間の深淵を描いていて、漫画を読んでいるようなライト感がありながら、ドッと心臓が鳴るような読後感。これこれ!と嬉しくなりました。
皐月という役柄に関して、自身で考えたことや大九監督と話したことは
皐月は原作で描かれた人間性をベースに、映画ではもっとみつ子との関係性に特化して、また一番今の時代が投影されるキャラクターになりました。傍からは幸せに見える条件が揃ったような人でも、内実不安や恐れに毎日襲われていて、その弱さが見えたとき、みつ子を救うといいな、と。監督とは、みんな生まれながらのおひとりさまなんだ、という話をして、その言葉を大事に抱えて最後まで演じたつもりです。
のんとのひさしぶりの共演について
あまりに久しぶりで、最初はとても照れました。それに、昔の私は相当やりづらかっただろうなという、懺悔の気持ちを常に持っていました(笑)。
でも今回、役としてお互いが目を合わせたときの、電気が走るような、心が通じる感覚。鮮烈でした。声を発して会話しづらい中、心の会話の気持ちよさを強く感じました。超超楽しかったです。
のん コメント
橋本愛とのひさしぶりの共演について
かなり久しぶりに共演させていただいたので、とてつもなく照れました。最初は、目を合わせただけでドキドキしちゃうくらい恥ずかしかった! その時の私は、好きな人にうまく話せない男の子のようでした。でも、愛ちゃんの方から本読みをしたいと声をかけてくれて、みつ子と皐月のやりとりで心を通わせることができたように思います。そして何と言っても再び親友役。これ以上ない相手でした。楽しかった!
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