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秋元才加が語るハリウッドデビュー「急に主張の強い女になりました」 - マイナビニュース

秋元才加が語るハリウッドデビュー「急に主張の強い女になりました」

本格的なミリタリー描写とドラマチックな展開を両立し、根強い人気を誇る戦争アクションシリーズの最新作『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』が8月14日(金)より劇場公開されている。ベテラン狙撃兵のトーマス・ベケット(トム・べレンジャー)が米国政府から指令を受け、極秘任務を遂行する第1作目から27年となる長寿シリーズの第8作で女優・秋元才加がハリウッドデビューを果たした。CIA、ロシアの傭兵、ヤクザから訓練を受けた謎の暗殺者ユキ・ミフネ(レディ・デス)を演じ、本格的なガンアクションにも挑戦した撮影の裏側とAKB48時代のメンバーとの交流について語ってもらった。(前後編の前編)

【写真】シャンパンゴールドのドレスを着てスタイル抜群の秋元才加

──映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』でハリウッドデビューを果たした秋元さんですが、どのような経緯で出演することになったんですか。

秋元 最初、『山猫は眠らない』シリーズで日本人スナイパーの役を探してるということで、オーディションを受けてみませんか?とお声がけをいただいたんです。私は、そのときに初めて『山猫は眠らない』という作品を知ったんですよ。でも、チャンスがあるんだったら挑戦してみたいと思って、オーディションを受けることにしました。ビデオオーディションでアクションの動画を撮ったり、英語の発音テストがあったり。そうしたものを送って、最終的に“レディ・デス”ユキ・ミフネ役が決まったんです。

──ハリウッド作品に出るということに関しては、どんな思いがありましたか。

秋元 ここ数年、海外で制作しているドラマの日本人キャストを探してるときにちょこちょこ私の名前が挙がってたみたいで、何度かオーディションのお声がけをいただいてたんです。ただ海外のお仕事って流動的で、やっぱり現地の日本人を使うことになりましたみたいなことが結構あったんですよ。でも、これだけたくさん日本の女優がいる中で、かなりの回数お声がけいただけたので、いつか海外作品に出られたらいいなって意識はあったんです。でも、そのためにアクションをやったり英語を学んだりっていうのは、正直日々の暮らしの中で優先順位は下の方でした。チャンスがあればいいな〜くらいに思ってて、そんなときにこの話がトントン拍子で決まって焦りました(笑)。

──秋元さん的には、ほんとに決まったの?くらいの感覚だったと。

秋元 そうです。え!?みたいな感じでした(笑)。

──そもそもハリウッド作品に出たいという強い気持ちはありましたか?

秋元 なかったんです。デビュー当時くらいに、私にはフィリピンのルーツもあるから、ファンの人が“いつかハリウッドとか海外の映画に出られるといいよね”って言ってくださってたんですけど、“そうですね”って答えながらも、正直ハリウッドは出られないよな〜と思ってたんです。それがなぜか分からないけど、この歳にして夢がひとつ叶ったみたいな感じになって(笑)。

――ぶっちゃけ無理だと思ってたものが叶ってしまったと(笑)。

秋元 そうなんです(笑)。あの頃は、ファンの方たちもリップサービスで言ってくれてるのかな?って半信半疑であったんですけど、でも実際にみなさんの夢を叶えられたこともうれしかったですし、私自身もひとつ自信になりました。

──海外の仕事で言えば、アメリカの番組『アルティメット・ビーストマスター』の日本版ホストでの経験がとても大きかったそうですが。

秋元 ハイ。『アルティメット・ビーストマスター』のときに、初めてひとりでロスに行って仕事したんです。それも急に話が来たので、なぜ私なの?って感じでした(笑)。他に日本人でも英語しゃべれる方いますよってお伝えしたんですけど、“いや英語がそんなにしゃべれなくてもいいです。きっとこれから秋元さんみたいな方が今後のロールモデルになっていく可能性があると思ってる”って言ってくださって日本人のホストをやったんです。そのお仕事のときに、海外では自分の意見をちゃんと言わないと誰も話を聞いてくれないんだなっていうのが分かったんです。

──日本での仕事の仕方と海外で違いがあったと。

秋元 特に私はアイドルでずっとやってきたのもあって、与えられたものをよりよい状態でお届けするという感覚があったんです。なので、自己プロデュース能力はあまりいらないと思ってたんですよ。自分の意見を言うとか、クリエイトしていくっていうことがあまり頭の中になかったんです。でも海外に行ったときに、スタイリストさんから“あなたはこの衣装を着たいの? 着たくないの? イエスかノーで言って”って言われたんです。そのときに、私は決められなかったんですよ。

──普段は、用意されたものを着るのが当たり前でやっているわけですからね。

秋元 そうなんです。“私、この制服着たくないです”とは言わないじゃないですか(笑)。自分で、この服少し似合わないかもなと思いつつ渋々着てたこともあったんです。でも、自主性だったり、ちゃんと自分が自立してないとダメなんだってその瞬間すごく思ったんです。それで、日本に帰って来てから急に主張の強い女になりました(笑)。

──意識的な気づきがあったと。

秋元 海外でお仕事すると、常に自分がどう思ってるかを持ってないとそこにいない人にされる。いろんな国の人がいるので、ちゃんと自分がどう思ってるのか言わないとダメなんです。あと、他の出演者さんはみんな自分の国のことを知ってるんですよ。“日本はどうなの?”って聞かれたときに、私は日本のこと全然知らないなあと思ったんです。そう言った点でもすごく気づきがありました。

──では、映画出演にあたって『山猫は眠らない』シリーズを見返したときにどんな感想がありましたか?

秋元 正直、普段自分からは見ないジャンルだなって思いました。このお話をいただかなかったら触れなかったかもしれません。最初、この話が決まったよって聞いたときに、父親とか周りの映画好きな男友達は“おー!”ってテンション上がってたんです。“トム・ベレンジャーって『プラトーン』の人じゃん、すごいよ”って言うんですけど、(AKB48時代の)同期のメンバーは“何それ?”“何『山猫』って?”って言われました(笑)。

──(笑)。スナイパーの作品ですし、あまり女子が観る映画ではないかもしれません。

秋元 そうなんですよ(笑)。しかも、刺さる人にはすごく刺さるみたいな作品じゃないですか。ハリウッド作品第1作目が渋いところを行く『山猫』って、すごく私っぽいなって思ってます。

──確かに渋いです(笑)。

秋元 今までも『ウルトラマンサーガ』『牙狼-GARO- -魔戒ノ花-』に出させていただいたり、あと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の吹き替えなどやらせていただいたんですけど、振り返ると、好きな人はめちゃめちゃ好きって作品に出させていただいてるなと思ったんです。なので、こういう機会はすごく大切にしなきゃいけないし、参加した作品に対して自信を持っていいんだなってすごく感じましたね。

──AKB48時代のユニット、DiVAも好きな人はすごく好きじゃないですか。

秋元 そういう感じです。通だね〜って感じです(笑)。なので『山猫』という作品は、ある意味私らしいなと思ってます。

※インタビュー後編「封印していた目力のリミッターを外しました」はこちらから(後編は16日(日)12時公開予定です)

▽あきもと・さやか
1988年7月26日生まれ。千葉県出身。2006年2月にAKB48の2期生として加入。13年8月にグループを卒業して以降、女優として映画、ドラマ、舞台に出演する傍ら、テレビ番組のMCを務めるなど幅広く活躍している。

▽『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』
ストーリー:外交官が何者かに暗殺された事件。狙撃兵ブランドン・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)は容疑者として疑われてしまう。CIAと、彼の命を狙う集団から追われる身となったブランドン。逃げまどい向かった先は、狙撃兵を引退した父・トーマス・ベケット(トム・ベレンジャー)が生活する山小屋。ブランドンはトーマスにこれまでの顛末を打ち明けて、事件解決のため協力を求めるが、そこに謎の暗殺者(秋元才加)が現れて……。
公開日:8月14日(金)
出演:チャド・マイケル・コリンズ、秋元才加、トム・ベレンジャーほか
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:https://www.sniper8.jp/

(C)2020 Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc. All Rights Reserved.
ヘアメイク:中畑 薫 スタイリスト:加藤万紀子

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August 16, 2020 at 06:00AM
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