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コロナ危機がハリウッドに招いた思わぬ副作用 - 東洋経済オンライン

ロサンゼルスから消えた「ハエのような存在」

コロナがハリウッドのに招いた「意外な副作用」とは?(写真:rodolfo_salgado/iStock)

ロサンゼルスが、外出禁止4週目に突入した。「ソーシャル・ディスタンシング(他人との間に1.8メートルの距離を置く)」を厳しく言われる中、テレビのニュースで天気予報士が自宅や屋外から出演したり、特別ゲストとの対談がヴァーチャルだったりということは、すでに当たり前になっている。

だが、先週末、『サタデー・ナイト・ライブ』が初めて「在宅版」に挑戦したのには、さすがに驚いた。しかも、結果は大成功で、今シーズン2番目の高視聴率を獲得してみせたのである。

ニューヨークのスタジオで、観客を前に、コメディアンたちが複数のスキット、いわゆる寸劇を行う『サタデー・ナイト・ライブ』は、元来、リモートで行うのに最も向かない番組だ。だからこそ、コロナパニックが本格化すると、すぐさま放映中止になったのである。

コロナから回復したトム・ハンクスも登場

しかし、それは単なる決めつけであり、想像力の欠如だったのだと、この回を見てみて、認識させられた。そもそも彼らはみんなスタンドアップ出身のコメディアン。つまり、ひとりで笑わせるのはお手のものなのだ。複数キャストで行う寸劇のネタがZoomによる社内ミーティングというのも、見事だった。

リモートでやれるうえ、視聴者にとってもタイムリーなテーマである。ここでは、テクノロジーに疎い人がいて同僚をあきれさせるという、「あるある」な状況が展開した。

お得意の政治ネタは、ラリー・デビッド演じるバーニー・サンダースが大統領選から撤退した心境を自宅で語るというもの。ホストは、この回に誰よりもふさわしいトム・ハンクスだった。音楽ゲストのクリス・マーティンも、自宅内のスタジオから、バンドのメンバーなしで、ソロのパフォーマンスを行っている。

この状況下でもクリエイティビティとプロ意識を発揮する彼らには、まさに脱帽。これにインスピレーションを受けて、新しいやり方を考え始めたプロデューサーやクリエーターも、多いことだろう。どんな形であれ、コメディアン、俳優、ライターらが仕事を続けられるのならば、すばらしいことだ。

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April 17, 2020 at 05:00AM
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