映画の祭典「アカデミー賞」で、韓国映画が作品賞を含む4冠を達成。
ハリウッドに押し寄せた変化の波とは。
9日に行われたアメリカ映画界の祭典「アカデミー賞」の授賞式。
最大の注目「作品賞」に選ばれたのは、韓国の映画「パラサイト 半地下の家族」。
英語以外の言語で製作された映画が作品賞を取ったのは、今回が初めて。
「パラサイト」は、ほかにも「監督賞」、「国際長編映画賞」、「脚本賞」と、今回最多の4部門を受賞する快挙を成し遂げた。
ポン・ジュノ監督は授賞式で、「先ほど国際長編映画賞を受賞して、きょうの仕事は終わったと思ってリラックスしていましたが。ありがとう、あすの朝まで飲み続けます」と話した。
韓国の“格差社会”がテーマのこの映画。
半地下で暮らす貧しい一家が、裕福な家庭に寄生「パラサイト」することで起きる出来事を、時にシリアスに、時にユーモアを交えて描いている。
韓国では、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が自ら、「ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト』が、アカデミー賞映画祭で4冠を受賞しました。拍手をしながら会議を始めましょうか」と述べた。
なぜ、この作品がここまで高い評価を得たのか、映画評論家の有村昆さんに話を聞いた。
有村さん「韓国は“国策”として、映画を世界の映画祭に売り込むという作業をしている。(国内より)海外に向けてコンテンツを売るというふうにした方が、はるかに大きなマーケットで利益が大きい。今回、それが見事に花開いたと言える」
そして、もう1つ有村さんが挙げたのが...
有村さん「(高評価の理由として)アカデミー会員の増加があると思う。新たな若い人たちとか、女性を多く入れたりとか、黒人を多く入れる、アジアを多く入れることで、多様性の動きが高まったと。差別とか偏見がなくなってきたことが、アカデミー会員の増加によって顕著にあらわれた」
ポン・ジュノ監督は授賞式で、「この賞の名前が変わりましたよね。外国語(映画賞)から国際(長編映画賞)に。オスカーが推進する方向性に支持と拍手をおくりたいと思います」と話した。
ハリウッドにも、変化の波が広がり始めている。
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February 10, 2020 at 10:47PM
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「パラサイト」快挙の背景にハリウッドの変化 英語以外で初の「作品賞」 - www.fnn.jp
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