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クリティクス・チョイス・アワード、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が最多受賞。 - VOGUE JAPAN

Photo: Jeff Kravitz/FilmMagic

1月12日(現地時間)にサンタモニカのバーカー・ハンガーにて、第25回クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)の授賞式が開催された。クエンティン・タランティーノ監督による『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、作品賞やブラッド・ピットの助演男優賞など最多受賞に輝いた。

一方、14部門でノミネートを受けていたマーティン・スコセッシ監督による『アイリッシュマン』は、アンサンブル賞のみ獲得した。壇上でロバート・デ・ニーロは「ありがとう。この時点で、受賞されるとは期待していなかったけど、素晴らしいね。私達はこれをとても嬉しく思っているし、感謝しているよ」と話し、アル・パチーノは「僕たちが『アイリッシュマン』の仕事でアンサンブルを受賞できたことに本当に感謝する」「そして最後に、このキャストを集め、私達を助け、ともに導いてくれたスコセッシへも」とつけ加えた。

3時間半にわたる『アイリッシュマン』は、『ジョーカー』のホアキン・フェニックスに譲ることとなったロバート・デ・ニーロの主演男優賞へのノミネートをはじめ、脚本賞や編集賞などを多数の賞の候補にあがり、最多ノミネート作品となっていた。

Photo: Amy Sussman/Getty Images

また『ジュディ 虹の彼方に』のレネー・ゼルウィガーが主演女優賞、『マリッジ・ストーリー』のローラ・ダーンが助演女優賞を獲得したほか、『1917 命をかけた伝令』のサム・メンデスと、『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノの両者が監督賞を受賞、また『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が脚本賞、グレタ・ガーウィグが『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』で脚色賞の栄誉に輝いた。さらに生涯功労賞がエディ・マーフィに贈られている。

第25回放送映画批評家協会賞主な受賞リスト

作品賞 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
主演男優賞 ホアキン・フェニックス『ジョーカー』
主演女優賞 レネー・ゼルウィガー『ジュディ 虹の彼方に』
助演男優賞 ブラッド・ピット『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
助演女優賞 ローラ・ダーン『マリッジ・ストーリー』
監督賞 ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族 サム・メンデス『1917 命をかけた伝令』
脚本賞 クエンティン・タランティーノ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
脚色賞 グレタ・ガーウィグ『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』
アンサンブル賞 『アイリッシュマン』

Text: Bangshowbiz

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